平成15年11月21日(金)~30日(日)まで
宮本雅夫さんの作陶展を開催します。
宮本雅夫さんは東京芸大美術学部を卒業し、
古九谷のデザインを踏襲し、微細な筆遣いで有名な父親の宮本忠夫さん
に師事しながら、彼独特の黄地紅彩の新たな可能性を引き出すため、
日々作陶に終われています。
伝統工芸展にも作品を出品し、次代を担う若手として
嘱目されています。
是非ご覧下さい。

父親の宮本忠夫さんは九谷焼の中でも九谷焼らしい手法で作品を
作っていますが、この宮本雅夫さんは、新しい試みとして、
黄地紅彩の作品を作っています。
赤が黄色に溶け込みやすく、黄地紅彩は温度管理が非常に難しい
と聞きました。
九谷ではこの色の組み合わせはなかなかする方がいませんが、
とてもきれいと思いました。